心の話

台風14号が迷走している中、恒例の定期検診に赴いた。
以前は3ヶ月ごとに外科と循環器内科を同日受診していたが、いつの間にか受診日がずれ、老親の付き添いも合わせて毎月通院する形になってしまった。

この日は外科の受診で、いつもなら問診と触診で終わるのだが、自分の現状が巣ごもりで必要な用事がある時以外は出歩いていない、散歩にも出ていない、とメンタル面で不安があるので看護相談をお願いしたら、「精神(神経科)行ってみる?」と勧められた。

老親も去年の夏に謎の落ち込み状態(高齢者うつなのか認知症なのか判断不能)になり、かかりつけ医に自分が掛かっている病院に紹介状を書いてもらって神経科を受診している。
自分の主治医にその旨を伝えたら「同じ先生にしようか」と言われ、看護師さんに予約をお願いしたら

「家族で同じ先生には掛かれませんよ~」

と言われた。
(主治医、専門以外は無頓着…)

守秘義務なんちゃらという理由があるのも当たり前だが、同じ医師に掛かって、家に帰った後「え?そんなこと言われたの?」とお互いの言い分が食い違って更なるストレスが発生してしまうこともあり得るので、これは素直に納得出来た。

午前の部が終了間近で患者さんも少なくなってきたとのことで、そのまま当日の神経科の枠を取ってもらって受診した。

初のメンタル系受診……
ではない。

4年前に近所のメンタルクリニックを受診したことがある。
初診にもかかわらず「不安になりそうな時に飲んでください」といきなり処方され、仕事中に服用したら、しばらくして尋常でないほどの睡魔に襲われ、怖くなって2度目の通院を最後に行くのを止めた。

自分は職場でのランチが地獄だった。
みんなで集まって食べることが苦痛で、次第に一人で食べるようになっていったが、今度は食事用に開放された会議室で見知らぬ誰かの傍で食べることさえ苦痛になり、昼食時は自席で軽いおやつのみで済ますようになってしまった。
自席でも堂々とお弁当を広げても良かったのでは?と思うのだが、ワンフロア100人以上いる部屋で、シフトで昼食時間をずらして取るような環境だったので、仕事中の人のそばで食事をするのは大いに抵抗があった。
(上司は管理職ゆえ離席出来ず自席で食べていたが、それはそれで大変そうだった…休んだ気しないだろうなぁ)

今はこのランチ不安からは解放されているが、外で働くとなると絶対ついて回る問題なので、療養とコロナを言い訳に引きこもっている次第である。


急な相談でも即座に対応してくれる主治医や看護師さんには本当に感謝しかない。
初めて会う神経科の医師は親身になって話を聴いてくれた。
しかしあろうことか、その医師のアドバイスはほとんど記憶にない。
帰り際に「いつでも来て」という感じの言葉をかけられたことだけは覚えている
(次回の受診日は予約を入れずに終わった)。
話を聴いてもらっただけで満足してしまったのだろうか。

通常なら3ヶ月ごとの検診も、主治医はメンタル面の不調も考慮して来月受診の予約を入れてくれた。
抱えている問題は何も解決していないが、焦らず、のんびり、少しずつ考えて少しずつ進んでいくように出来たらいいと思っている。

今年もあと2ヶ月半で終わりなのに、通院予定が一杯である。