比べること

病気の体験をつらつらと書き連ねているのは、「この体験が誰かの励みになるかもしれない」と思ったからである。もちろん、あとから自分で読み返すためでもある。

治療が始まる前は同病の方のブログを巡回したおかげで、検査や治療への心構えが出来て自分自身も気が楽になったり、「あ、分かる分かる!」と一方的な連帯感を持ったりして、病気による孤独感が和らいだこともある。

記事が積み上がっていくうちに、ふとした疑問が沸いた。
自分の体験が誰かの励みになるかも……なんて、何だかおこがましくないか?

www.weblio.jp

病気の辛さの程度は人や立場によって様々である。患者本人と患者家族・友人ではそれぞれ異なるだろう。
果たして自分の体験は病気で辛い思いをしている人が読んだ時に「励み」になるのだろうか。

「この程度で辛いとか言ってんじゃねーよ!ケッ!ペッ!」
と思う人もいるかもしれない。
自分よりはるかにきつい治療を続けている人はたくさんいるので、自分如きの病状で「励ます」なんてあつかましい、と思ってしまったのである。


そこで気付いたのは「他人様と自分の病気を比べている」ことだった。

何だか闇が深い、自分。比べたって辛さが軽減するわけではないのに。
そう思っていたら、以前よく読んでいたブロガーさんで似たような記事があった。
ameblo.jp

コメント欄にも自分と似たような人がちらほら。
大なり小なり、同じことを考えている人がいるんだ、とまた妙な連帯感を持った。

比べなくていい。
自分の体験を書いて、それが読んだ人の励みになればそれでいい。
励みにならなくても、感想は読んだ人に委ねればいい。

あとは自分のモチベーションが下がらないようにするだけだ。