マスクからワクチンへ

コロナウイルスに関連する様々な騒動を、この1年以上、毎日ニュースやネットで見たり聞いたりしています。新規感染者数の発表を見ても一喜一憂しなくなり、「緊急事態(宣言)」という言葉の重みも全く感じなくなりました。

国のコロナ対策がことごとく空振りになっている印象が強く、五輪大事、選挙大事が見え隠れして、単なる一国民としては複雑な思いで日々をやり過ごしています。

平時は全く見なかった国会中継も見るようになりましたが、首相と某議員の質疑応答の様子はどこかで見たようなやり取りで、申し訳ないけどクスッとなりました。

先日、親の付き添いで病院へ行き、処方箋薬局で順番待ちをしている時でした。ある窓口にいる薬剤師さんから、部屋中に響くほどの大声が聞こえてきました。

薬剤師さん「お薬を、4日に、1回しか、飲まないのは、どうしてですか?」
どこかのお爺ちゃん「%△#?%◎&@□!」(聞き取れない)
薬「お薬が、余っていませんか?」
爺「●$#&◇?@%▼!」(聞き取れない)

……国会中継で見た風景と一緒でした。

薬剤師さんとお爺ちゃん、会話が噛み合っていなかったようで、この後もしばらく同じようなやり取りが続いていました。
薬を飲み忘れているのか、嫌で飲んでいないのかは分かりませんが、恐らく主治医の先生は薬を飲み切っているものとして同じ量を毎回処方されているのだと思います。こりゃ溜まる一方だわ…と、他人事ながら要らぬ心配をしてしまいました。

ワクチン接種に関する話題も増えてきて、直近では役所の職員が高齢者より先に接種したことが大きく取り上げられていました。
高齢者優先の理由は、重症化リスクが高く、病床使用率の上昇を回避させるため、だったと思うのですが、個人的には変異株に置き換わってきた今の状況では、職務に従事して社会を動かしている方々を優先する方針に変えて欲しいです。
「打てる人から打てばいい」と思いますが、予約スケジュールやら組んでしまっている現状では難しいのでしょうね。
現役世代は学校や会社でやっている献血や集団検診みたいにワクチンを接種出来ればいいけど、これもまた調整が難しそうだし。

1年前は昼間の時間帯に余裕のあるお年寄りたちが、マスクやトイレットペーパーを買うため、ドラッグストアに列を作っていました。1年後の今、ワクチン接種の予約に列を作る映像を目にするとは思ってもいませんでした。
インフルエンザやノロのように「最近コロナが流行しています。感染予防に努めましょう」くらいの扱いになるのはいつでしょうか……。