生き方

Eテレの番組をよく見ます。主に健康や、自分に関連した病気をテーマにしたものは録画してあとから見直すこともあります。
特に関心がない番組の時もテレビをつけっぱなしにしていることが多いのですが、今日はたまたま関心のストライクゾーン番組が流れてきました。

初回放送(2021.7.14)の時も見た番組でアンコール放送でした。

「自分はどう生きたいのか?」
「自分にとっての幸せとは何なのか?」

癌患者に限らず、健康な人でも同じような悩みは多かれ少なかれ抱えているかと思います。今、現在、自分が悩んでいる問題がまさにこれでした。

癌だと言われて、抗癌剤やって、手術して、身体もある程度回復してきたと思ったら心臓の疾患が加わった。
病気が分かる前に仕事がなくなってしまったので、回復しても戻る職場がなかった。
家賃を払える目途が立たなくなって実家に戻ったら家族のストレス。
そしてコロナ蔓延した今は気軽に外出出来ず…。

この先どうやって生きていく、ということも考えるのすら嫌になって、立ち止まっている最中です。
(なので、コロナか持病で倒れてしまった方が自分は幸せかも、と危ない思考に)

癌はとりあえず落ち着いています(と思う)。不安要素は再発と転移とリンパ浮腫くらいで、発症したらまた状況は変わってくるのだろうと思います。
心疾患は正直自分でもよく分かっていません。診察時にちらりと見た医師のモニター画面には「薬剤性心筋症」と記載されていたので、今のところは抗癌剤による副作用(後遺症?)という扱いで治療が進んでいるようです。治療と言っても毎日薬を飲んでいるだけですが、一生続くのでしょうかね。たまに飲み忘れたりしています。
(基礎疾患持ちになった…と思っていたのですが「国が定める基礎疾患」からは微妙に外れている…のかな?)
一番厄介なのがコロナウイルスです。こいつがなければ今頃は何かしらの社会参加は出来ていただろうと思います。人生の休憩中、という建前(?)であちこち旅行したり、新しい習い事を始めたり、やってみたいことをやれるチャンスがあったと思うのですが、現状では無理でした。

「どう生きたいか」……シンプルな問いなのに答えが非常に難しい。
面と向かって癌告知をされると、それまで漠然とした「死」が一気に体中になだれ込んでくる奇妙な感覚に陥ります。頭の中から全てのものが一瞬で吹き飛んで、文字通り真っ白になりました。
自分は幸い(?)ステージの割にはあっさりした治療で経過観察に落ち着きましたが、人によっては長期間抗癌剤の服用が続いたり、入退院を繰り返す人もいます。

日常で「生」の期限を意識している癌患者は「どう生きたいか」という問いはとても重要なものなのですが、それが今コロナウイルスで選択肢が阻まれています。出来ることが限られている世界で自分が納得する答えを出すのはとても難しいです。

何だかコロナが絡むとどうも重たい内容で暗い方向に行ってしまいますね。
(そして内なる愚痴が放出されてしまった…ストレス解消しようにも外に出られん)
そして報道各所の「自宅療養」の使い方が間違っている!と常々思う今日この頃です。正しくは「自宅待機」(または放置)かと。
(入院 ⇒ 退院 ⇒ 自宅療養、ではないのかな?)

コロナ関連の話題は毎日更新される中、今日は「小学校の先生が発熱で感染判明後に体調改善したため学校に報告せず授業を行った」というニュースがありました。

www.asahi.co.jp

コロナ禍以前の「熱ぐらいで仕事休めない」と言って体調不良をないがしろにしていたツケが今回ってきているのだな、と思わざるを得ませんでした。